ゆとりを!
これをお読みになるのは正月でしょうか。ならば
<明けましておめでとう>
暮れなら、<いいお正月を>
山内
これまで毎日見てゐたものが、バングラへの旅行中 ここには
無いなぁ と、物足りなく思ってゐたものが ありまして、其れが
白川静の漢字カレンダー( 平凡社 1200円 )だったんですよ
大森の自宅では、1階のトイレでしゃがんだ時に、目の前に掛
かってゐるのが、これです
今年も もう最後のページに成りまして(=12月ですので)この
カレンダーとも じきにお別れですが 既に来年2008年の分が
八重洲ブックセンターから買って来てあります( やはり 1200
円だったはずです )ので 安心です 世の中にこれほど優れた
カレンダーは まず無い と言ってもいい くらいのものです よ
たとへば(今年の最後のページは)東西南北、前後左右 と云
った方角を表す漢字は、むかしはどう書いたか?ナゼさう書い
たか? と云った内容を、今は亡き白川静さんが語り掛ける調
子で以って 静かに 簡明に解説してあるんです 誠に素晴しい
【 前 (まへ)】 これを むかしはどう書いたか? 白川 静
止 もしくは 止
舟 舟
刀 のやうに書いた( と解説されてます )
即はち 上に止の字を書いて、下に舟を書いたのが、前の正字。
あるいは、これに刀を加えた形 それでも良い。
止 は、足の指を表してゐる。 舟 は、盤(たらいのやうな水盤)。
つまり旅から帰ると、まず水盤の水で止(あし)を洗って清め、刀
で爪を剪(き)り揃へるのである。 前 は、足指の爪を切る意の字
であるが、指先きの意から 前後の前の意に用い、さらに前進の
意となり、また時間の上に移して 往昔などの意となる。( 白川 )
このやうな解説を、ほぼ一ヶ月にわたって眺めてゐるわけでして、
毎朝( これは必ず )座りながら この2年間 さうですね、文字数に
して 毎月 だいたい6文字から 8文字ほど 学問してゐる 私です
つひつひ“来月はどんな字が解説されてゐるのかな?” と思って
来月をのぞき見たりする これも楽しみの一つ に成ってをります
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